ケアの方針の違い、後に反省
2022年4月頃に企画・編集に携わっている書籍『医療者のためのLGBTQ講座』(南山堂)が出版予定で、その大詰め作業で大忙しの毎日を送っています。
たくさんの方に執筆いただけたことで、すごくいい書籍ができそうで、とても楽しみです。
そんな中、ピアのケアについて悩み事がありました。
爪切り!!! です。
どんどん前足の爪が伸び、そろそろ切る必要があると感じていました。
何に関しても怖がりなピアの爪を切るだなんて、とってもハードルが高い!
そう思っているうちに、爪は日に日に伸びていきます。
またもYouTubeで杏奈と私でお互い勉強した結果、以下のように方針が分かれました。
杏奈の意見:爪切りはずっと必要なケア。無理やりやると、ピアとの関係性が壊れるからエサを使って爪切りの器具や、足を触られることに慣れさせて、怖くない形で爪切りをできるようにした方がいい。(エサで爪切りに慣れさせる動画で学習)
私の意見:爪はどんどん伸びている。すでに怪我をしそうで危ない。爪切りに慣らさせるには時間がかかるに違いないので、一回ぎゅっと押えて、パパっと切っちゃった方がいいのではないか。(爪切りをする際の犬の押さえ方について動画で学習)
話し合った結果、まずは杏奈が爪切りに慣れさせるトレーニングをすると宣言し、2日間こまめにトレーニングをしました。
step1、爪切りで爪に触って逃げなければおやつをあげる。
step2、足を掴んで逃げなければおやつをあげる。
step3、足を掴んで爪切りで触って逃げなければおやつをあげる。
そんな地道なトレーニングを積んだ結果、何と3日目に、ピアは逃げることなく爪を切ることができました!!杏奈はトレーニングは熱心にやってくれたものの爪を切る勇気はなく、一番おいしい爪を切る役は私がやらせてもらいました。
ただ、爪を切っただけなのですが、怖がりのピアが大人しく爪を切らせてくれたということで、2人で感動しました。
そして、私はピアの成長を信じずに、強引な方法をとろうとしたことを反省しました。嫌なことを無理やりやるより、楽しい(美味しい)って思えるやり方を探すって、とっても大事だよな~と実感しました。
お散歩はまだまだ難しいですが、ピアは日々成長しています。明け方の散歩も、夜10時~11時に行ける公園が見つかり、私達も以前よりは落ち着いた生活を送れています。
愛情深い杏奈さんは、フェルトを使ってノーズワーク(おやつを隠しておいて、匂いを嗅いで探し当てさせるゲーム)用の自家製おもちゃを作ってくれました。
ピアの成長を見ていると、私も自分の仕事を頑張ろうと思います。
ブログもゆるりと更新していきますので、お付き合いいただけると嬉しいです。